葱花餅(ツォン ファン ビン)の作り方

大家好!! 慧です(^o^)丿

今日はおやきのような北京料理を紹介します☆

葱花餅(ツォン ファン ビン)の作り方

  • 材料 anchor.png
  • 薄力粉…200g
  • 水…120cc
  • 重曹…ひとつまみ
  • 塩…小さじ1/5
  • サラダ油…大さじ1
  • 具材 anchor.png
  • ベーコン(細切りにする)…2枚
  • ネギのみじん切り…1/2本分
  1. 生地を作る。ボウルに薄力粉と重曹を入れてかるく混ぜる。水を3回に分けて加えながら、菜箸で混ぜていく。ぼろぼろになってきたら菜箸についた生地をしごき取り、粉に完全に水分が行きわたるまで指で混ぜ、手で1つにまとめ、こねる。濡れ布巾をかけ、20分おく。
  2. 成形する。25cm×30cmくらいの楕円形にのばす。表面に塩をふり、手のひらでまんべんなくまぶして軽く押さえる。油を回しかけ、生地の縁を持って上下左右折り畳んでは戻して全体にまんべんなく油をぬる。ネギとベーコンを全体に均一になるようにのせ、手前から巻いていく。横から油が流れ出してくるので、両端をとじながら巻く。巻き終わりは油がながれないように縁を持ち上げ、上にかぶせる。巻き終わった生地を2つに切り分け、切り口をとじる。生地の両端を両手で持ち、タオルをしぼるような感じで90度ねじる。ねじりながら両手で押しつぶす。打ち粉をふり、生地を真ん中から四方に向け、ゆっくりのばしていく。直径18cm程度の円形にする。もう1つも同じようにする。

 

3.焼く。フライパンに小さじ1の油を熱し、生地を入れる。5秒程度で裏返し、ふたをして弱めの中火で2分ほど蒸し焼きにする。裏返してふたをし、さらに2分焼く。最後にふたをとり、強火で10秒焼き付ける。もう1つも同じように焼く。

4.焼き上がったら、包丁で好みに切り分ける。

 

葱花餅(ツォン ファン ビン)は北京のおやきみたいなものです。パリパリと香ばしく、パイのように焼ければ、大成功です!一度作ってみてくださいね(*^。^*)

スプリングレッスン申込スタート!

大家好(^o^)丿 慧です!

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水曜12:30 5月10日スタート

金曜20:00 5月12日スタート

土曜12:00 5月13日スタート

【京都校】

水曜18:30 5月10日スタート

金曜20:00 5月12日スタート

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もしくは、お電話ください。

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中国で好まれる「四君子」――梅蘭竹菊

大家好、慧です。

さて、3月にはいり、周りでは梅が咲いています。

中国では、「梅」「蘭」「竹」「菊」の 4 種の草木は「四君子」と呼ばれ、古来より人々に愛されています。「梅蘭竹菊」は気品の高い美しさを備え、それぞれ「君子」に似た特徴を持っていることから、草木の中の「四君子」に例えられました。今回は、 4 種の草木がなぜ「君子」に例えられ、中国の人々に好まれているかについて紹介したいと思います。

梅―― 高潔

梅は古くから中国の人に愛され、詩にも詠まれ、絶大な人気を集めてきた花です。

梅は冬の寒さを畏れず、風雪の中でも凛々しく開花します。その花は清らかで美しく、香りもすがすがしく上品です。また、冬の終わりから早春にかけ、百花に先立って咲くことから、他の花と春をめぐって争わない、孤高で人に迎合しない品格を持っていると言われています。強靭な精神、純潔な姿、孤高・高潔な性格 … こういった品格を備えた梅は、自然に「君子」に例えられ、人々にこよなく愛されています。

古来、立派な才能を持ちながら、小人物に排斥される文人たちは、よく自らのことを梅の花に例えました。漢文の中にも「梅花香自苦寒来(メイ ホア シャン ズ ク ハン ライ)」-梅の花の香りは厳しい寒さから生まれるものだ、という名句があります。この詩句は、「人間も苦しい経験を積むことで 素晴らしい人生になる」の例えでもあり、現在でも励ましの言葉として人々に愛用されています。

蘭―― 清逸

中国で蘭といえば、俗世を離れた幽谷にひっそりと咲き、優雅な姿態と高貴な香りを持つ、清らかなイメージです。

「蘭」と「君子」の繋がりを語るとき、切り離せない人物がいます。それは儒教の創始者の孔子です。約 2500 年前、孔子は自分の理想とする政治を行うために諸国を遍歴しましたが、どの国にも受け入れられませんでした。失意の中、祖国・魯に引き返す途中の孔子は、幽谷に蘭だけが固まって茂っているのを見て、自らのことを蘭に例え、「夫蘭当為王者香, 今乃独茂,与衆草為伍(フ ラン ダン ウエイ ワン ジョ シャン、ジン ナイ ドォ      マオ、ユィ ジョン ツァオ ウエイ ウ)」-蘭は、本当は王者のそばにいて、王者にいい香りを与えるべき花だが、今はこの幽谷に、他の草と一緒にひっそり咲いているのだ、と慨嘆したそうです。以来、蘭は、徳を持ちながらも世に出ない隠君子の比喩となりました。

竹 ――節操

竹は天に向かってまっすぐに伸び、所々に節があり、幹の中が空洞となっています。そのまっすぐ伸びる姿は「純粋で正直な品格」、強い節は「屈しない節操」、空洞は「謙虚な精神」に例えられています。いずれも「君子」のような品格です。また、竹は酷暑と厳寒を畏れず、年中青々とした姿を保ち、風雪にあおられても折れることなく悠然と立っています。このような不屈の忍耐力と決して腰を折らない節操も、竹が「君子」に呼ばれた理由です。

中国の歴史の中で、竹を愛する文人は多くいます。その代表は 宋(そう)の時代の有名な詩人  蘇東坡(そ とう ば)です。蘇東坡は、「食に肉がなくても、竹無しの所には住むべからず」という詩句を読んだことがあります。その原因について、蘇東坡は「肉がなければ痩せるだけだが、竹がなければ人は俗になる。痩せたのは肥やせるが、俗になると治すことができない」と語っています。

菊 ――淡泊

菊の花は、百花がしぼみ、草木が枯れ始めた晩秋に咲き始めます。寒い西風や厳霜をものともせずに瑞々しい香りを放ち、静かに且つ美しく咲き誇ることから、従来「高潔な節操」を持つ花だと言われています。

 

菊好きで知られている、中国の代表的な隠逸詩人の陶淵明(とうえんめい)は、自らの隠遁生活を 「采菊東籬下, 悠然見南山(ツァイ ジュ ドン リ シャ、ヨウ ラン ジエン ナン シャン)」-東の垣根の下で菊の花を採り、悠然と南の山を見る。この詩句で描きました。この詩に、詩人の高潔な志と世俗を超えた境地が表されていて、人々に愛され、広く朗詠されました。この詩が世に出て以来、菊の花が「世に隠れた上品かつ静かなさま」を表す象徴的な意味を持つようになり、  名声や富貴に対して無欲無心な隠者の比喩として使われるようになりました。即ち、「無欲淡泊」な君子のイメージが成り立ちました。

「高潔」「清逸」「節操」「淡泊」 … 「梅」「蘭」「竹」「菊」は、それぞれ君子のような品格を持っていることから、中国の人に「四君子」と呼ばれ、古く昔からこよなく愛されてきました。

風変わりな山東料理

大家好!! 慧です

今日は、中国のマイナーな料理を紹介します(@_@)

是非、作ってみて下さい。

雙烤肉│双烤肉

難易度:☆☆ 調理時間:2時間 魯菜と呼ばれる山東料理からちょっと変わった焼肉料理『雙烤肉│双烤肉』のレシピを紹介します。名前の通り、豚バラ肉を直火とオーブンで焼いて作ります。普通はクレープのような小麦粉で作った生地に巻いて食べることが多いようです。 山東省は古代から塩の産地として知られ、塩+素材の美味さを生かした料理が多いのが特徴です。また泰山周辺の動物や海の幸を「孔子に捧げる」ために特別に調理した他の地域では見られない独特の料理も多くあります。残念ながら台北市には(台湾全土にも?)山東料理のレストランは(たぶん)ありません。 ないものは作ってしまえ!ということで、比較的簡単に作れる山東料理『雙烤肉│双烤肉』のレシピです。

[材料] 骨付き豚バラ肉 ……… 2500g   卵白 ……… 4個分   水溶き片栗粉 ……… 200g

[調味料] 味噌 ……… 適量   ネギ ……… 適量   豆板醤 ……… 適量

[作り方] 1.骨付き豚バラ肉に鉄串を刺し、直火で皮の面から表面の水分が飛び軽く焦げ目が付くまで焼く。       2.作り方1の骨付き豚バラ肉を80度のお湯に付けて5分ほど加熱し取り出す。皮の表面を包丁などで薄く剥ぎ(→Point参照)、再び今度は沸騰したお湯に付けて8割ほど火を通す。 3.卵白と水溶き片栗粉を混ぜ合わせ、骨付き豚バラ肉の身の付いているほうの表面に刷り込む。皮の面には塗らない。 4.200度に熱したオーブンに作り方3の骨付き豚バラ肉を入れて30分加熱する。 5.火が通った骨付き豚バラ肉を各部位ごとに切り分け、器に盛りつける。味噌、ネギ、豆板醤など(すべて分量外)好みの調味料を添えて完成。

Point! 豚肉の皮一番外側は最もコラーゲン濃度が高く、加熱すると大量の油を出して粘ります。この部位を除いて焼くことで、豚ばら肉でありながら最低限の脂を残したまま、さっぱりとした味に仕上がります。 出来上がりの表面はうっすらとカラメル色に色づきます。