韓国語の誤用・混用1:「알겠습니다」と「알았습니다」について

안녕하세요.크리스탈이에요.

점점 더워져서 몸상태가 좋지 않으신 분들이 꽤 계실거 같아요.앞으로 장마철이 도래하면 몸이 더 힘들어 지겠지요.감기같은 질병에 유의하시고 건강 챙기시기 바래요.

오늘은 재미있는 표현오용에 대해서 소개해 드릴까 하는데요,지난 번 제가 좋아하는 아이돌이 7월에 팬미팅을 하게 되었는데 운좋게 당첨이 됐다는 메일이 와서 편의점에 돈을 내러 갔답니다. 그랬더니 편의점 알바생?(인것 같아요^^)이 말하길 「決済はクレジットカードで宜しかったでしょうか」라는 표현을 많이 쓰더군요.아,이런 표현…저두 지금껏 많이 들어왔지만 여러분들도 많이 들어 보셨을 거예요. 사실,요번 한국에 갔을 때도 제 직업이 가르치는 거라서 한국에 갈때마다 사람들의 표현들을 자연스럽게 체크하는 버릇이 생겨서 유심히 듣고 보는 경우가 참 많은데,,, 일본이랑 똑같이 오용하는 표현이 참 많구나라는 것에 좀 놀랐답니다.

(こんにちは。クリスタルです。

ますます暑くなりコンディションが良くない方も多くいらっしゃる思います。これからは梅雨も渡来するし身体はもっとしんどくなるかもしれません。風邪のような病気にかからないように気をつけてください。)

今日は私達が日常に使う言語表現の間違いについてご紹介させていただこうかと思っていますが、。前回私は私自身が大好きなアイドルの7月のファンミーに当選してコンビニへ決済をしに行ったんです。そうするとコンビニの若い店員(バイトの方?のような)は「決済はクレジットで宜しかったでしょうか」と言う表現を用いたのですが、こんな表現、、、私も今までけっこう聞いているのですが、皆さんもたくさん耳にすると思います。実はこの間、韓国へ帰った時も韓国でも日本と同じく間違い表現をたくさん用いているんだなと気付いたのです。職業が教えることなのでいつも韓国へ帰ると何気なく人達が喋っている話やニュアンス、表現をチェックしまう癖ができてじっと聞いたり見たりすることが多いです。

私達が使っている日常会話に尊敬語や謙譲語、時制、助詞などに限らず誤用している表現がたくさんありますよね。日本語には上記のように「宜しいでしょうか」を過去形で用いたり、召し上がってくださいを頂いてください/~きましょうと言った本来だったら尊敬語を用いるべきなのに謙譲語を用いたり、あるいは「私としては~」のような表現を「私的には~」と使ったりしてしまい、今や間違っていることさえ分からなくなった表現も多くあると思います。

韓国語においても同じことが言えます。本来の尊敬語は人間、(いくつか例外もありますが、こちらでは省く。)に使いますが、物に尊敬語を用いたり、使うべきではないいくつかの名詞に尊敬語をつけたりするなど誤用の例はたくさんあります。

その中で韓国人でも間違いが一番多いのが「알다/모르다」の誤用です。

「알다/모르다」には色んな使い方や表現がありますが、その中でも「(A)알겠습니다(모르겠습니다)/(B)알았습니다(몰랐습니다)」の誤用が非常に多く使い分けができない、混用しているのが現状です。

では上記の(A)と(B)の表現はいったいどう違うのでしょうか。例文を示しながら説明します。

아버지 :“이번 어머니 생신 때에는 다들 집으로 오거라” (父:「今度のお母さんの誕生日には皆実家に帰って来なさい。」)

아들: 알겠습니다. 아버지  /     딸 :알았습니다. 아버지 (息子:分かりました。お父さん。/娘:分かりました。お父さん)

(お父さんの命令文に対して息子と娘は一文字違った「未来形の「겠」と過去形の「았」」を用いていますが、日本語の訳はどちらも「わかりました」という訳になります。分かりましたの和訳についてはさておき、「未来形の「겠」と過去形の「았」」を用いた「分かりました」の使い方にポイントを合わせます。)

ここで正しく答えているのは誰でしょうか。たぶん多くの韓国人も今韓国語を習っている学習者の多くも「息子」じゃないの?と思っているかもしれません。

答えから言うと娘が用いた過去形の「알았습니다. 아버지」が正しいです。

少し文章を考えると時制にポイントがあることに気が付きますし、文脈も理解できるはずですが、今ここまで読んだ韓国語が話せる方々は多分え~~??全然分からないと思っているはずです。

実は「알겠습니다」はこれと似た表現である「알 것 같습니다/이해할 수 있을 것 같아요((完全じゃないけど)理解できそうです)」に置き換えることができます。韓国語&日本語においても「理解できそう」は、相手から何かを教えてもらった、説明してもらった時に用いる「分かる・納得・理解」と言うことです。

「알겠습니다」に対して「알았습니다」は、「알겠습니다」と同じく「分かる・納得・理解・了解」も含まれていてまた相手から指示、命令などに従って「(了解して)する、条件をのむ」との意味を持っています。

부장님: 이번 프로젝트는 OOO씨가 하세요.   (部長:今度のプロジェクトはOOOさんがして下さい。)

직원OOO:알았습니다.(그렇게 하겠습니다.) (社員OOO:かしこまりました。(言われたとおりに致します))

相手の命令&指示を聞いて理解及び納得していわれた通りにする意味合いで用いるのは過去形の時制をもつ「알았습니다」を用いるべきですが、韓国人ほとんどが特に目上に対して「알았습니다」を避けてしばしば「알겠습니다」を用います。それは目上に対して「알았습니다」の過去形のニュアンスがどうやら生意気に聞こえるのではないかという憂いと、「알겠습니다」のほうがより丁寧で謙譲の意味が込もてあると考えているようだからです。

次回は尊敬語の誤用・混用について紹介致します。お楽しみに!!!

 

韓国語で「梅雨」は何という?韓国の梅雨はどんな感じ?

안녕하세요.

내일이면 6월이네요.예년보다 조금 빨라진 장마철이 시작됐네요.그래두 주말의 비를 동반한 태풍도 지나갔고 오늘은 흐릴 것만 같던 날씨도 맑아서 산뜻하네요.장마철과 더불어 오늘은 장마에 대한 어원을 소개하고자 합니다.

 

(こんにちは。明日から6月に入りますね。例年より少し早まった梅雨のシーズンになりました。でも週末の雨を伴った台風も去っていたし曇りだと思っていた今日の天気は晴れて気持ちが良いです。今日は梅雨のシーズンということで梅雨の語源について紹介させていただきます。)

 

6月上旬から7月上・中旬にかけて本州以南から朝鮮半島、

揚子江流域に雨がよく降ります☔

この時期を

  • 日本では梅雨(バイウ・ツユ)
  • 中国では梅雨(メイユ)
  • 韓国ではチャンマ(長マ)

 

と言います。韓国を除いては日中においては

「梅雨」という同じ漢字を使いますが、

この漢字は中国の漢の時代(206B.C~220A.D)に黄梅雨という記録から

由来されているといいます。

 

黄は黄色い、梅はうめ、雨はあめということなので

中国の揚子江上流で梅が黄色く熟れる頃に降らせる雨と言う意味なんです!

この他にも中国は地域及び時代によって梅雨と異なる「霉雨」表現もあるようです。

 

「霉雨」は梅雨と同じく中国ではメイユと読むようですが、

「霉雨」の「霉」は梅と違ってカビを意味します。

この時期は雨が長期間降ると共に湿気が多いことから

カビが生えやすいシーズンとのことで生活の中でできた言葉みたいです。

 

日本でも中国で生まれた梅雨と同じ言葉が江戸時代に伝わりました。

その頃から「ツユ」と呼ばれるようになったと言いますが、

分かり易く五月雨(さみだれ)とも言いました。

「さ」は陰暦の5月(現在の6月)の意味で、「みだれ」は水垂れの意味です。

 

一方、日中と全く異なる言い方をする韓国では

今や「チャンマ」、若しくは「チャンマチョル(チョル:シーズン、旬)」と言います。

なぜそう呼ぶのか色んな説がありますが、その中で一番有力な説は

長い意味を持つ「長」+水の意味する韓国の古語である「マ」が合成した言葉ということです。

 

「チャン」はチャンマの表現を用いる以前は朝鮮中期の書物から

「オランビ」という表現を使っていたことが分かります。

「オランビ」は韓国の固有語で1500年代以前まで用いたようで

1500年代以降からは現在のチャンマを使うようになったとの説です。

 

<ここで覚えたい単語&文章>

장마 (チャンマ:梅雨)

장마철(チャンマチョル:梅雨のシーズン)

장마가 들다(チャンマガ トゥルダ:梅雨入りとなる)

장마가 지다(チャンマガ チダ:梅雨になる)

 

以上、クリスタルでした。

 

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由来:15.seoul(ソウル)

안녕하세요.

또 새로운 첫 주가 시작되었네요.정말 빠르죠?이번 연말 휴가때는 뭘들 하시나요?전 언제나 그랬듯이 이번에도 부모님께 효도도 할겸 가족하고 함께 단란하게 보낼작정이랍니다. 물론 2011년 카운트다운도 같이하구요.

오늘은 오랜만에 한국의 수도 「서울」이라는 지명에 대한 유래를 하나 소개해 드릴게요.

(こんにちは。また新しい一周が始まりましたね。本当に早いものですね。皆さんは今年の年末、正月のお休みにはどうされるのでしょうか。私はいつもの通り今回も実家に戻り、親孝行と共に家族と団欒に過ごすつもりです。もちろん2011年度のカウントタウンも一緒にします。今日は久々に韓国の首都である「ソウル」と言う地名に関する由来を1つ紹介致します。)

韓国の首都、ソウル。今やソウル、서울、Seoulと書き、韓国の首都として定まっています。しかし、韓国の首都は時代によって場所も地名も多少違っていましたね。高句麗、百済、新羅といった3国の時代にはそれぞれ首都がありましたし、朝鮮時代はソウルではなく「漢陽:ハーニャン」という地名がありました。

ソウルという名称に変更されたのは1945年頃で、ソウルと言うのはもともと新羅の首都であった「キョンジュ:慶州」の「ソラボル:徐羅伐」、「ソボル:徐伐」、「ソナボル:徐那伐」などから由来しています。ソウルの「ソ」は、スリ、ソル、ソッの音と通じる言葉として、高い、不思議で神秘的であることを意味します。また「ウル」はボル、ブリから音が変化した言葉で平原、大きな村、大きな都市という意味を持っています。

日本での地名も同じでしょう。その1つが御堂筋です。

大阪市内を南北に貫く目抜き通りで、北のJR大阪駅前とミナミの南海難波駅前の間を「御堂筋」と言います。この通りの名の由来は沿道に東本願寺と西本願寺の別院である「御堂」があることに由来しています。また筋は通行である通りを意味し、大阪市内の南北の通りに共通の呼称です。

このほかにも堺市の「堺」や、「三国ヶ丘」の「三国」の由来も同じですね。

クリスタルでした。