歳時風俗-(6)七夕:칠석〔チルソッ〕

안녕하세요^^ 크리스탈이에요.

올해는 장마가 한 달가량 늦는 것 같네요. 예년이라면 보통 지난 달에 억수가 쏟아 졌어야 하는데,, 한국도 이번 달부터 장마가 시작되었답니다. 앞으로 한 달동안은 무더움과 습기로 불쾌지수가 높아지겠군요. 스트레스가 쌓이지 않도록 적절히들 푸시고 7월 한달도 맑은 하늘처럼 환하게 지내셨음 합니다.

오늘은 7월하면 견우와 애틋한 사랑이야기로 유명한 칠석에 대해 소개해 드릴게요.

(今年の梅雨は1ヶ月ほど遅れていますね。例年でしたら先月からどしゃ降りになるはずですが、、韓国も今月から梅雨入れです。これから1ヶ月ぐらいは蒸し暑さと湿気で不快指数が上がるでしょう。ストレスがたまらないように時々解消をして7月も晴天のように明るく過ごして下さい。では、今日は7月と言えば牽牛と織女の切ない恋で有名な七夕について紹介します。)

七夕は中国から入ってきた風習とは言え、行う行事はかなり異なっているようですね。彦星と織女の切ない恋の話は3国共通していますが、各国ではどんな行事をおこなっているのででしょうか。韓国は(もちろん地方によって異なると思いますが)今はこういった特別な行事をしませんが、昔は色んな行事がありました。

中国から伝来した女性が針仕事の上達を願う乞巧奠や、家族の健康を祈るほか子供達は彦星と織女でポエムを作って遊びました。その中でも日本や中国に見られない行事があったのですが、それは「服と本の乾き」の風習です。日本の七夕の行事は今や太陽暦でしますが、韓国は昔も今も陰暦でしますので、陰暦7月は太陽暦では8月にあたります。韓国で8月は上旬は7月から始まった梅雨があけ、また農閑期でもあるので梅雨の時期に湿った服や本を乾かすのに適した時期なのです。今はそんな行事を目にすることはなく、彦星と織女の切ない恋の話を言い合うくらいですね。

韓国に比べて日本は今も七夕に関する行事を盛んに行っているようですね。もちろん地方によって行事は異なるし、廃れたところもあると思いますが。よく目にするのが笹に願いを書いた短冊をつける笹飾りです。この風習は江戸時代から始まったもので、夏越の大祓に設置される茅の輪の両脇の笹竹に因んだものです。笹は先祖の霊が宿る依代でもありますので。

また、短冊に使われる五色の緑・紅・黄・白・黒は五行説に当てはめた色取りで、仏教の五色の影響を強く受けている思われます。

では、なぜ日本では七夕を「しちせき」とは言わず「たなばた」と言うのでしょうか。疑問ですね。

日本の7月は稲の開花期で、しかも水害と病害の恐れがある時期とともに旧歴お盆の準備時期にあたります。無事に収穫するために棚機女(たなばたつめ)という巫女は水辺に設けてある機屋の棚機の機で先祖に捧げる衣を織りあげ、それを祀って神の降臨を待つという禊(みそぎ)の行事があったそうです。棚には神聖なものを一段上げるという意味があります。

中国から伝来された乞巧奠と習合して7月7日の七夕を「しちせき」から「たなばた」に変わったのです。

東京や関西では七夕の行事は笹飾りがメインですが、仙台では流しそうめん、北海道はローソクもらいをし、台湾ではバレンタインのように男女がプレゼントを交わすようです。流しそうめんは中国の糸、つまり織りものにあたる風習ですが、台湾の風習は彦星と織女の恋から発展したものでしょうか。



歳時風俗ー(5)단옷날:端午の節句

안녕하세요.

이제 5월도 끝이네요. 엊그제가 황금같은 연휴였는데..5월은 앞전 나영 씨께서 소개해 주셨듯이 한국에서는 굉장히 바쁜 한 달이랍니다. 어린이의 날에다 어버이의 날에다 게다가 스승의 날까지.저도 5월이 오기 전부터 각각의 기념일에 맞춰서 대비를 하죠. 어린이 날엔 조카 선물,, 어버이의 날엔 부모님의 선물.. 저는 일본에 거주하고 있기 때문에 보통  안부인사와 함께 선물을 보내드리곤 한답니다.

그런데 5월에 이런 기념일들이 겹쳐진 이유는 뭘까요? 그리고 그 유래는 어디에서 온 것일까요?

오늘은 5월 5일 어린이의 날의 유래에 대해서 소개해 드릴게요.

(もう5月も終わりですね。この前がだったのに。5月はこの前のブログにてナヨンさんに紹介してもらったように韓国では多忙な一月です。子供の日に、両親の日に、その上師匠の日まで。私も5月が来る前からそれぞれの記念日にあわせて用意します。子供の日には姪子のプレゼント、両親の日には両親へのプレゼント。私は日本に住んでいるので普通は電話での挨拶とともに贈り物を贈ったりします。ところで、5月にこんな記念日が重なったのはなぜでしょうか。またその由来はどこからきたものでしょうか。今日は5月5日、子供の日の由来について紹介します。)

子供の日って今や男の子の節句とされ、男の子の成長を祝って健康を祈る記念日になっていますよね。これは鎌倉時代にできた風習で、もともとは女性のための節句だったようです。女性の節句っていったい何だったんでしょう。

日本では女性だけが家の中に閉じこもり田植えの前に穢れを祓って身を清める「五月忌み」という風習があり、宮中では菖蒲を髪飾りにした人々が天皇から薬玉を賜るなどといった行事を行いました。5月5日に五月忌みとともに菖蒲を飾ることや薬玉を贈り合う行事は、後に中国から伝来された端午と結びつきます。

5日に髪飾りの菖蒲は尚武と同じ音読みやまた菖蒲の葉が剣の形を連想させていることから、女性の節句から男の子の節句に変わり、兜、武者人形、鯉のぼりなどを飾るようになりました。兜は男の子の身を守る意味、鯉のぼりは立身出世といった意味が込められていますが、鯉のぼりは中国の故事にちなんだ風習です。

 

日本での端午の節句は日本の本来の端午の節句があって後に中国の端午の節句と結び付き今の行事になったことですね。それは韓国での端午の節句も同じだと思います。

韓国でも古代から韓国の独特の端午の節句があったようです。端午の日、もしくはスリンナルと言います。中国から伝来された端午は奇数が重なった日で、端午の端は最初、午は午の日、つまり5月の最初の五日を意味します。韓国の端午の節句にあたる固有のスリンナルのスリは漢字語の戌衣により、神、上、高を意味するので、上日、神日として理解しています。韓国でも子供を祝う記念日ではなく、田植えの種まきが終わった5月に人々が集まって神に祭祀を行い、歌舞と飲酒を楽しむ日でした。また、この日には蓬で車輪の形に作ったお餅を食べたり菖蒲風呂に入ったりして悪疾や厄を祓ったのです。

中国でも端午の節句については時節伝来説や屈原故事説があるようですが、いずれにせよ日韓中の端午の節句は多少異なることもありますが、5月に端午の節句を行うことや菖蒲もしくは薬玉などのような薬用をもちいる風習はかなり似ていますね。

5月に上記のような行事や薬用の草などを用いるのはたぶん5月は梅雨入りで悪疾や厄をはらうためではなかったでしょうか。

歳時風俗-(5)日本の「雛祭り」と韓国の「サムジンナル」

안녕하세요★  크리스탈이에요 (^^)/

어제는 좋은 날씨였지만 꽃가루 알레르기때문에 하루가 너무 힘겨웠던 분들도 많으시겠죠. 그래도 오늘은 비가 내려서 심했던 꽃가루 알레르기도 함께 씻겨내려 포근한 하루를 보내실 수 있을 것 같아 마음이 조금 놓이네요. 오늘은 세시풍속의 하나인 일본의 히나마쓰리와 한국의 삼짇날에 대해서 소개해 드릴게요.

(昨日は良い天気でしたが花粉症で一日がとても辛かった方々が多いでしょう。でも今日は雨でひどかった花粉症も雨と共に流れて一日を寛げそうで安心ですね。今日は過ぎたばかりの雛祭りと韓国のサムジンナルについて紹介いたします。)

日本では3月3日を雛祭りと言い、日本ならではの行事を行います。例えば、雛人形を飾り、雛寿司で3月3日を祝います。日本の雛祭りの始まりはいまだに定説がないようですが、平安時代にはすでに行われていたようです。

 

韓国では女の子のための雛祭りのような祭りはありませんが、韓国でも陰暦3月3日に行う祭りがあります。もちろん、今や廃れて韓国人の記憶から薄くなってしまいましたが、

陰暦3月3日は春を楽しむ日でした。

 

今年は4月頭頃だと思いますが、この日に紋黄蝶やアゲハチョウをみると縁起が良いと言われています。また庶民の男たちは二つのチームに分かれ矢を射たり闘鶏をしたりして過ごしたようです。

 

貴族や王様は川辺のところで花見をし、川にそれぞれの杯を浮かべて自分の場所まで辿り着く前に詞を詠んで楽しむ遊びを行っていました。

 

3月3日は日韓ともに行事がありますが、その中身は全く異なっていますが、始まりは陰暦3月の上巳 (最初の巳の日)に行われたことや厄払いによる行事であったことは同じだと思います。