聴き取り力をアップ

こんにちは ナヨンです。

ゴールデンウィークはどのように過ごされましたか?
お仕事だった、という方もいらっしゃいますよね。
スクールは5月1日まで開講していたのですが
普段どおり多くの受講生が来校されました。
日頃忙しい方にとっては連休こそ、韓国語を学習するチャンスだったのかもしれませんね。

今回は「聴き取り」の学習方法のご紹介をしたいと思います。
韓国のドラマを見たり音楽を聴いたりするのが最も手軽でおすすめの方法ですが
ドラマや音楽にそれほど興味がない方から他の方法はないか
というご相談を受けることがあります。

そこでご紹介したいのが韓国のニュースを聞くことが出来るサイトです。
ニュースは難しい、と思われる方も多いと思いますが
今回ご紹介するサイトでは速度を選択することができますよ。

サイト:KBS WORLD
http://world.kbs.co.kr/korean/#

サイトのトップページの右側に「KBS WORLD Radio」という枠があります。
地球儀のイラストの枠がニュースです。

『최근뉴스듣기』 最新ニュース
『적녁총합뉴스듣기』 夕方の総合ニュース
『느린속도뉴스 듣기』 遅い速度のニュース

聴き取りをするのが最も効果が高いと思いますが
まずは気楽に聞き流すことからはじめてはいかがでしょうか。
他にも様々な番組があるようなのでお気に入りの番組を見つけてみてください。

正しい発音の韓国語を聞くことで、正しい発音が身につくと言います。
ぜひお試し下さい!!

MBCドラマ「金首露」(1)神話編

안녕하세요. 크리스털이에요.

눈깜짝할 사이에 GW도 끝나서 조금은 아쉽지만 그래도 GW때 쉬기도 하고 책도 읽고 또 오래간만에 친구들과  단란하게 저녁식사도 하고 나름 유익한 연휴였답니다.여러분들은 어떻게 지내셨는지요?여행을 다녀오신 분들도 계실테고 또 드라마 로케지를 다녀오신 분들도 계시겠지요.

한국에서도 새드라마와 더불어 촬영지,촬영씬 공개로 관심이 집중되고 있습니다. 특히 사극 김수로는 한국에서도 기대가  크며 이번 달부터   29일부터 방영이 시작되는데요,일본에서의 방영은 그 후가 되겠지요.사극은 그냥 봐도 좋은 공부가 되기도 하지만 미리 사극에 관련된 배경이나 신화등을 읽은 후에 보는 것도 묘미랍니다.거기에 맞춰 오늘부터는 사극 김수로의 신화등에 대해서 차례로 소개해 드릴까 합니다. 

(こんにちは。クリスタルです。あっと言う間にGWも終わり少しは名残惜しいですが、GWにゆっくり休んだり本を読んだりまたは久々に友達とわいわいと食事をしたりしてそれなりに充実な連休を過ごしまた。皆さんはどうでしたか。旅行した方やロケ地巡りをした方もおられるでしょう。韓国では新ドラマとともにロケ地や撮影シンの公開で注目されています。特に時代劇「金首露」は韓国でも大きく期待されており、今月29日から放映されますが日本での放映はその後になるでしょう。時代劇は何も知らず見るのも面白いし勉強になりますが、前もって歴史背景や神話などについて知った上で見るとドラマの醍醐味を味わえると思います。今日からは金首露の神話などについて順次に紹介致します。)

1.伽耶の王金首露はどんな人?-神話編「カラックギ:駕洛国記」-

伽耶(=駕洛:現在 金海付近)に9つの部落があり、ぞれぞれの村は9人の族長である9干に統率されていた。9干の名は①アドガン、②ヨドガン、③ピドガン、④オドガン、⑤ユスガン、⑥ユチョンガン、⑦シンチョンガン、⑧オチョンガン、⑨シングィガンという。

 伽耶地域の人々は7万5千人の100戸で山や野原に集落を成し、農耕を行なっていた。

 西暦42年3月、神託を受けた9干と数百人の百姓はクジボン(亀旨峰)に登り、「亀よ亀よ、頭を差し出せ。そうでなければ焼いて食べよう。「亀旨歌」」と歌舞しながら、祭祀を行った。

 その瞬間、空に紫色の光が浮かび、地平線の彼方へ続いていた。9干と人々は紫色の色を辿っていくとそこには赤い風呂敷に包まれた金箱があり、その箱を開けてみると6個の金の玉子が入っていた。縁起の良いものだと思った9干はアドガンの家に持っていき、大事に保管した。

 10日後、アドガンが金箱を開けてみると6個の金の玉子は孵化し人間の子供に変わっていた。また10日後に6人は9尺にも大きい大人になっており、金の玉子から最初に孵化した人をスロ(首露)と名付け、金の玉子から生まれたことで名字を金(キム)とした。

 金官伽耶の王になったスロワン(首露王)は6つの伽耶を率いる同盟の盟主として官職を整え、都を定めて国家の基盤を築いた。また天神の命によりインドから渡ってきたアユタ(阿踰陀)国の姫であるフォワンオッ(許黄玉)を王妃として迎え入れる。

←←許黄玉姫と金首露王の絵 

インドのお姫を連合いとして迎え入れたのは、神託によるものだと言う。許黄玉の両親は、姫が16歳の時、神からあなたの連合いは伽耶国の首露王だから伽耶に行き、彼の妻になるようにと言われ、西暦48年に20人の随行員と一緒に現在の南海(ナメ)に着き、首露王と結婚する。二人は2泊3日の結婚式を終え、都に戻る。結婚式の模様は「駕洛国記」に詳しく紹介されていると記されている。

フォ王妃と結婚したスロワンは158歳(42年~199年)まで生きる間、9人の息子と2人の娘を設け、伽耶(=駕洛)は海上貿易で富強な国となった。

 9人の息子の中で、長者はスロワンの後を継ぎ、次の王(居登王:クォドンワン)になったが、次男は王妃が亡くなってから母親のフォの名字を下賜され、フォ王妃の家門を受け継いだ。金海金氏と金海許氏は親戚なので未だに韓国では金海の金氏、金海の許氏は結婚ができない。後、7人の王子はフォ王妃の兄である長遊和尚ポオッソンサ (宝玉禅師:許宝玉)と共にパンザン山(現慶尚道にある智異山:チリサン)のチルブルサ(七仏寺)に入り、成仏したと言われている。 

伽耶に関する詳しい歴史にういてはttp://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BC%BD%E8%80%B6

韓国金海博物館に関する情報はhttp://inoues.net/korea/korea_kimemus.html

次回は金首露王の人物について紹介致します。

語源‐(16)花冷え:コッセムチュイ

안녕하세요. ☆(。✪‿✪。)ノ アンニョン

이번주는 계속 비와 더불어 바람도 심하게 부네요.올해는 최고 기온 20도의 날씨가 되는 등 예년보다 봄이  이를 것으로 봤는데 꽃샘추위로 역시 봄은 조금 늦어지는 듯 하네요.일본말에도 꽃샘추위가 있는데 한국말의 꽃샘추위의 어원은 좀 재미있습니다.

(こんちは。今週はずっと雨でまた風も強いですね。今年は最高気温20度の天気になるなど例年より春が早まると想定していましたが、花冷えで春はまだみたいですね。日本にも花冷えという言葉がありますが韓国語での花冷え(韓国語:コッセムチュイ)の原義は面白いです。今日は日韓の花冷えについて紹介致します。)

日本ではこの時期になると移動性高気圧の発達や南岸低気圧の天気によって「寒の戻り」が発生します。「寒の戻り」は晴天の朝方、放射冷却による冷え込みですが、一般的には「花冷え」と言います。花冷えは言葉通り桜がさくころの、一時的な冷え込みを意味しますが、東北地方の一部の地域では「花コタツ」という別名で呼んでいるみたいです。3月はサクラが咲き始める時期でもありますが、コタツやストーブをしまいきれずにいる状態のことで言い得て名言です。

花冷えは日本だけの季節語ではないはず。イギリスや韓国にもありますね。

イギリスでは「4月のにわか雨が5月の花を咲かせる」ということわざがあり、アジア大陸の東岸気候とは、やや春の趣きは異なるようです。日韓に比べて天候に恵まれないイギリスの春は、曇りや雨の日が多く、4月になると西からの暖かい風が吹いてきて春らしくなります。その風をZephyr(そよ風)といい、大陸の西岸気候の特徴でもあります。

韓国では日本と同じ時期に冷え込み、花冷えの現象を「꽃샘추위:コッセムチュイ」と言います。「コッセムチュイ」の「꽃:コッ」は花の意味で、「샘:セム」は妬みの意味、「추위:チュイ」は寒さを意味します。原義は暖かい気候とともに咲く花の美しさを妬み、冷え込む現象だとか。日本と同じ表現があっても原義は多少異なりますね。

クリスタルでした。