薬飲んだ?

こんにちは ナヨンです。

似ているようで、意外にも異なる日本と韓国の文化ですが
今回は薬の話です。

韓国料理といえば辛くて、美味しいというだけでなく
体によいというイメージがありますよね。
「医食同源」「薬食同源」と言われるように
毎日の食事で健康を維持するという考えが基になっているようです。

また、韓国人と食事をしていると
「これは肌にいいから、たくさん食べて」とか
「○○はビタミンが豊富だから」など
食材とその栄養価の話が出てきて感心することもしばしばです。

そんななか、韓国で生活していて
言われるたびに違和感を感じたのが
「약 먹었어? (薬飲んだ?)」です。

風邪気味だ、風邪を引いたと言えば
ほとんどの韓国人は「薬飲んだ?」と聞いてきます。
民間療法が発達していたり、西洋医学的な薬を嫌うのではと
勝手なイメージを持っていたのですが
実際は薬をよく飲むようですし、薬局がいたるところにあります。
私自身が薬をほとんど飲まないこともあって
薬、薬とやたら言われるので、ちょっとしたカルチャーショックでした。
そういえばドラマでも、好きな女性が風邪を引いているのをみて
薬局に走る男性主人公・・・なんていうシーンをよく見かけますよね。

日本の薬に比べて、韓国の薬はやや強いようです。
韓国の薬をもらって飲んだら一発で風邪が治った!
というような話もよく聞きました。
でも旅行などで滞在される方は
日本の薬を持っていくことをおススメします。

みなさん、風邪にお気をつけください!

ハングル検定3級 慣用句集④

こんにちは。
「韓流シネマフェスティバル」のお知らせをしていながら
まだ見に行けていない、ナヨンです。

慣用句の4回目は
日本語とは異なる表現を集めてみました。
日本語の直訳とともに確認してみてください。

구경도 못 하다   
  (直訳)見物もできない ⇒ かつて見たこともない

기를 펴다
  (直訳)気を広げる、伸ばす ⇒ 一安心する
                
담을 쌓다
  (直訳)壁を築く ⇒ 関係を断つ、縁を切る
              日本語でも似たような表現がありますが
              韓国語ほど強い意味合いはないですね。

물과 불
  (直訳)水と火 ⇒ 敵同士、敵対関係にある人や物事
             日本語だと「水と油」ですね。

발이 넓다
 (直訳)足が広い ⇒知り合いが多い 
              日本語では広いのは「顔」ですね。
このように比較してみると面白いですし
覚えやすいですね。

試験日まで2週間ちょっと。
みなさん頑張ってください!

語源-(6)「돼지:テェジ(豚)」

안녕하세요. 여러분

한국요리가 좋아서 자주 한국 요리를 드시는 분도 많을 것 같은데,,여러분이 자주 드시는 요리는 어떤 요리인가요?

저는 한국사람이라서 한국음식은 다 좋아하지만, 그 중에서도 삼겹살을 빼놓을 수가 없어요. 불에 고기를 구워 상추와 깻잎 위에 구운 고기, 파절이, 마늘등을 넣어 싸 먹으면 정말 좋아요. 여러분은 드셔 보셨나요?

오늘은 삼결살, 돼지의 어원에 대해서 알아 보기로 해요

(こんにちは。皆さん!韓国料理が大好きでしょっちゅう韓国料理を召し上がる方も多いと思いますが、皆さんの大好物はなんでしょうか。

私は韓国人なので基本的に韓国料理が大好きで嫌いなものがほとんどないですが、そのなかでも「삼결살:サムギョップサル(豚の三枚肉)」を除いては語れません。「상추:サンチュ(チシャ)」、「깻잎:ケンニップ (えゴマ)」の上に焼いた三枚肉と「파절이:パジョリ(ねぎ和え)」、「마늘:マヌル(にんにく)」などをのせて食べると本当に最高!) 皆さんも食べられましたか。)

今日は「삼결살:サムギョップサル(豚の三枚肉)」、「돼지:テェジ(豚)」の語源についてお話いたします。

「돼지:テェジ(豚)」は、本来は子豚の意味でした。すでに古語になっている「돝:トッ」という言葉が本来の豚の意味だったのですが、死語になるにつれ、「돝:トッ」の代わりに「돼지:テェジ」が子豚から豚の意味になりました。

また、もう一つの子豚の意味で使われていた「도야지:トヤジ」も今は豚の意味として定着し、標準語から方言へ変わっていきました。

現在の子豚の言い方は、「망아지:マンアジ(子馬)」、「강아지:カンアジ(子犬)」、「송아지:ソンアジ(子牛)」のような「子~」の名称はなくなりましたが、それに該当する言葉としては「새끼 돼지:セッキデジ(子豚)」があります。

クリスタル