韓国留学 学校選び

こんにちは ナヨンです
今回は留学の際の学校選びについてお話します。

韓国へ語学留学する場合、選択肢は大きくふたつあります。
大学付属の語学学校に行くか、一般の語学学校に行くかです。

一般の語学学校の場合は、短いものであれば1週間のコースもあり
プチ留学してみたい方にはピッタリです。
週3回や夜間コースなどもあり、現地で働きながら韓国語を学ぶ人たちも多くみられます。

一方、大学付属の語学学校は「語学堂」といわれ
韓国へ語学留学する場合、「語学堂」に留学する人がほとんどです。
(わたしも某語学堂に留学していました!)
正規留学の場合、月曜~金曜 1日4時間の10週間コースで
春・夏・秋・冬に開講します。
その他、夏休みの短期プログラムもあります。
語学堂はソウルだけでも10以上あり
どこがいいのか・・・迷うところですね。

日本人が多い/少ない、授業料が高い/安い ということから
宿題が多い、アットホームな雰囲気、トウミ制度がある、イベントが多い・・・など
語学堂によって特色があります。
こういった説明は他のサイトでも取り上げていますので
ここではわたしの経験や留学仲間から集めた情報をお届けしたいと思います。

イベントにも注目!
語学堂ごとに趣向を凝らしたイベントがあります。
こういったイベントを通してクラスメイトと仲良くなり
留学のいい思い出にもなりますよ。
小規模な語学堂より、規模が大きい語学堂のほうが
イベントも豊富で大掛かりです。

日本人が多いクラスは・・
一見害が多いようにも見えますが、クラスの日本人率が高いほど
授業のクォリティが高くなる傾向も見られます。
韓国語と日本語が似ているという利点があり理解が早かったり
真面目に勉強する生徒が多いためです。

留学すれば話せるようになる?
語学堂には、講師以外は韓国人はいません。
韓国にいても毎日会うのは自分と同じ外国人ということです。
どの語学堂に行けば話せるようになるか、ではなく
いかに語学堂の外に出て韓国人に会うかです。
そういう意味ではトウミ制度は特に
初級レベルの学生にはありがたい制度ですね。

ちなみにわたしは講師の評判がいいということで某語学堂を選んだのですが
とてもよかったです。本当にいい留学生活が送れました。
インターネットでたくさんの情報を得れますので
あれこれ比較しながら、これだ!という学校を選んでくださいね。

最新ドラマはいかがですか?

こんにちは ナヨンです!

皆さんのなかにもいっらしゃるのではないでしょうか?
韓国で今現在放送されているドラマを見ている方。
ニュースなどで新作ドラマの情報を目にするものの
日本で放送されるのは、だいたい半年~1年後ですよね。
今話題のドラマを見るために
インターネットを利用してみてはいかがでしょうか。

最近韓国では、映画に力を注いでいた俳優たちも
次々にドラマに出演し話題になっていますね。
なかでも、今月放送がスタートするドラマはスター勢ぞろいということで注目を浴びています。

まずは、月火ドラマ。
16日にスタートしたSBSの『食客』は、大ヒットした映画『食客』のドラマ化で
キム・レウォン、ナム・サンミが出演しています。
そして同じ時間帯でKBSでは『最強チル』がスタートしました。
こちらは神話のエリックとク・ヘソンの出演。
エリックは入隊前の最後の作品と言われています。
そして23日にMBCではじまるのがキム・ソナ、イ・ドンゴン出演の『夜になれば』です。
キム・ソナにとっては「私の名前はキム・サムスン」以来のドラマとあり
ものすご~く期待が高まります。
どれを見ようか迷うところです・・。

字幕なしでドラマを見るなんてムリ…と思っている方もおられると思いますが
ドラマには映像があるので大丈夫ですよ!
何を言っているか、まではわからなくとも
こういう感じのことを言っているのだろうなぁ、くらいは想像がついたりします。
字幕がないぶん、セリフの聞き取りに敏感になり
リスニング力も鍛えられると思います!

わたしは留学がはじまったばかりの頃
やることもなかったのでTVばかり見ていました。
ちょうど『マイガール』というドラマが放送されていた時期で
何も聞き取れないのに毎週見ていました。
やたらと「ゴンチャン」という言葉が出てきてどういう意味だろう…?と気になっていたのですが
1年後くらいに再放送を見てビックリ!
人の名前だったんですね・・。しかも主人公の相手役。
…ということで、レベルは関係なく、字幕なしでもドラマを楽しめますよ!

最後にインターネットでドラマを見る方法ですが
各TVのHPで会員登録をするとリアルタイムで視聴できます。
(登録は韓国語と英語で説明が書いてあります)
もっと簡単な方法としては、韓国の放送をリアルタイムで見ることができるサイトがあります。
韓国のTVを見る、と検索すればそういうサイトが出てくると思います。

ぜひ皆さんもチャレンジしてみてください!

저 요즘 “달콤한 나의 도시”를 봐요.  너무 너무 재미있어요~!!

 

 

 

由来:4.日本から入ったサツマイモの「고구마」とその名の由来

どこの国にも関わらず隣国同士、もしくは関わりがあった国から影響を受けることはしばしばあってそれが定着すると人々は何気なく使うことになります。そういった現象は日本や韓国にもずっと前からあり、今も母国語のように使われています。

日本には「高麗~」の固有名詞がくっついた地名などが多くあるし、「キムチ」、「プルゴギ」、「チマ・チョゴリ」などといった韓国語をそのまま用いて使われることも少なくありません。それに語源が韓国語からなりたっている「バッチ」、「ノッポ」、「ツル(鶴)」も日本語の中で生き続けています。

上記のようなことは韓国の中にも存在し、日本語をそのまま用いて使っている言葉がたくさんあります。「うどん」、「すし」、「焼き~」などがそれです。また語源が日本語から成り立っているものもありますが、それは「고구마(サツマイモ)」、「담배(タバコ)」などがあげられます。「담배(タバコ)」については別の機会に紹介することにして、今回はサツマイモの「고구마」について書いてみたいと思います。

韓国で現在もサツマイモを「고구마」と言いますが、本来は日本語の「孝行芋(=こうこういも)」が訛って定着したものです。

「孝行芋」とは今のサツマイモをさしますが、江戸時代(1732年)の享保大飢饉や稲作が困難な対馬で百姓達の救荒用作物として用いたことからつけられた名前であり、最初から上記の名がつけられたわけではありません。では、最初はどんな名前だったのでしょうか?

そもそもサツマイモは南米で取れるもので、日本に入ったのは1604年野國総管(明への進貢船の事務職長)によってひとまず琉球国(現沖縄)に入りました。その名残で琉球国では「カライモ」と呼ばれていたようです。その後、琉球国から薩摩(現在の鹿児島県)へ入ることになり、また薩摩から本州に入ります。本州(江戸)では、サツマイモが薩摩から入ったことにより、サツマイモの名が定着したと言います。このサツマイモは次第に本州に広まりますが、1732年に起きた享保の大飢饉の時には救荒用作物として大活躍をなします。

韓国では江戸時代以前から日本と外交貿易とともに外交使節団である通信使を派遣していたのですが、1764年に来日した通信使のリーダ趙嚴(1719~1777:朝鮮時代の官僚)により、サツマイモが入っていくようになります。彼は韓国の釜山で行政長官を歴任していたこともあり、常に飢饉などで苦しんでいた百姓のため、飢饉対策を考えていたところ、来日する前から対馬側から聞いていたサツマイモに注目します。日本で日本の文人だちと交流を深めると共にサツマイモの種子と栽培法を得て帰国します。その後、済州道などに試してみますが、対馬の土地と似ている済州道で栽培が成功し、日本と同じく救荒用作物として用いられ、次第に全域に広まっていきます。ちなみに「고구마」の名は、今も対馬では「コグンマ」と呼んでいるようです。言葉って面白いですね^.~